IT業界3年目の俺が仕事の勘所だと感じること

IT業界3年目で、仕事上の経験は基本設計と詳細設計で、製造・試験はこれからな俺が感じる勘所。

 

多くの人が絡むところ

キーワードは『調整と合意(コンセンサス)』

 

・スケジュール調整

スケジュールが一発で決まるなんてことはない。

一発目のスケジューリングは「タスクに対する人が必ずいる、その人たちが予定通りの能力を発揮する、タスクをこなすための前提条件が揃っている、未決事項がない…」といった現実的ではないことを多く含んで行われている。

だから、1ヶ月も経てば、状況は大きく変わり、進めないか進んでも手戻ることでスケジュールを守ることは簡単じゃない。

逆に言えばそういうものだと考えてスケジューリングし、リスケを考えることが非常に大切。

 

・担当調整

要員がばっくれたり、病気によって要員でなかなることはいくらでもある。

だからこそ、そうなった時にどうするかを想定しておくべき。いつから、どの程度のレベルの人間をいくらで追加するのか。なぜ今なのか、なぜそのレベルなのか。利益を存在意義とする会社組織の我々にとっては、どうしてもその根拠が必要になる。

 

・引き継ぎ

人が設計したものをベースに作ることは一から作ることに比べてかなり難しい。

だからこそ、引き継ぐ人間は引き継ぎに足る準備を。

しかし、忙しくて引き継ぎ準備不十分の場合が必ずある。そんな時こそ、引き継いだ後もしっかりと対応するという誠意と姿勢で対応する。それができないなら、なんとしても引き継ぎの準備をしっかり。

引き継がれる人間はその後のフォローや引き継ぎ資料の査読と理解にかかる時間を考慮してスケジュールの線を長く引いてもらうように管理者に頼むこと。

 

・共通部品調整

共通で使用する部品(関数やメソッド、API)というのは、必ず揉める。

誰が作るのか、何が返却されるのか。

共通で使用するものは、みんなが使うから作るわけで、規模が小さければ良いんだけど、大きい場合、各々の違いを吸収して、抽象化する行為が必須。そのための分析と設計にかかる人月は結構なものだよね。

 

・インタフェース調整

上の共通部品もインタフェース調整の一種だけれど、自システムと他システムのやりとりのことをここではインタフェース調整と呼ぶことにする。中身の精査が難しそうだから、必要な情報をちゃんとくれるよね?という希望的観測に流されて、後回しになりやすい。

 

・部下にやらせる

自分たちがやった方が早い場合と客や他社がやった方が早い場合とがある。それは上流工程なら仕様の理解度によるし、下流工程なら技術的な差が原因となる。

 

でも、どうしても自分たちがやらなきゃいけない仕事で、自分の手が空かない場合、部下を担当として割り当てる。言い方は悪いが部下にやらせる。脳みそは自分で、実際に作るのが部下という比喩。育成は忍耐だから、これはなかなか大変なことだ。育成もまた仕事の勘所だろう。部下を育成することは自分の育成そのものなのだからね。